この記事では、
- VPN接続した時に通信速度が遅くなる6つの原因
- 各原因ごとの改善方法
をお伝えします。
「VPN接続をしたときに通信速度が遅くて困っている」という方にぜひ読んでいただきたい記事です。
この記事を読んでもらえたら、VPN接続で通信速度が遅いときの解決方法がわかり、VPN接続でも快適なインターネット通信ができるようになるでしょう。
VPNの仕組みやメリット、そして具体的な利用シーンについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
VPN接続の仕組みをわかりやすく解説するとともに、利用することで得られるメリットやどのような場面で役立つのかについて丁寧に紹介しています。
目次
VPNの速度が遅い6つの原因と改善方法
VPNを利用する際に、通信速度が遅くなる原因として考えられるのは、次の6つです。
- インターネット回線自体が遅い
- VPNサーバー自体の性能が低い
- 同じVPN回線の利用者が多い
- 自分が閲覧しているページを、他にも多くの人が同時に見ている
- 閲覧するWebページ・動画のファイルサイズが大きい
- MTUの設定値を調整していない
各原因について掘り下げつつ、それぞれのケースでの通信速度を改善する方法をお伝えします。
原因⑴:インターネット回線自体が遅い
VPN接続を利用したインターネット通信が遅い場合、まず最初に確認したいのが、「そもそものインターネット回線の速度が遅い」というケースです。
VPN接続を利用しない場合に、インターネット通信の速度自体に問題がないかを、まずは確認しましょう。
VPN接続をする際に通信速度を出したいと思っても、使っているインターネット回線自体が遅い場合には、それ以上の速度は出ません。
インターネット回線自体が遅い場合に考えられる原因に次の3つがあります。
- インターネットプロバイダーサービス(IPS)の通信回線の上限が低い
- Wi-Fiルーターや利用端末に問題がある
- インターネット回線自体が遅い
①の場合の改善方法としては、プロバイダを乗り換えるしか方法がありません。
VPN通信をする場合には、暗号化などの処理にさらに時間がかかるので、IPSの上限速度以上に速く改善することは不可能でしょう。
ですので、どうしても遅すぎて動画がまともに見られないくらいの速度という場合には、思い切ってプロバイダを変更することも検討してみましょう。
②の場合の改善方法としては、ルーターや端末の再起動が最も有効的です。
何でもかんでも再起動というわけではないですが、長期間電源を入れたままにしていると色々と不具合が発生する可能性もあります。
そんな時にはまずは再起動をおこないましょう。
また、インターネット回線自体は速いはずなのに、WiFiルーターのスペックが低いため通信速度が出ていない場合もあります。
その場合には、利用するインターネット回線の速度に対応するスペックのWi-Fiルーターへの購入・交換を検討してみましょう。
③の場合の改善方法としては、インターネット回線を乗り換えるしかありません。
こちらは①と②に比べて、期間も料金も手間もかかりますので、①と②をおこなってもインターネット回線の速度が遅い場合には検討するのがよいでしょう。
まずはあなたの利用している回線の速度を確認するところから始めてみましょう。
下記のサイトから、通信速度を測定できます。
下の画像は、私が計測したインターネット回線の速度です。

利用している時間帯によって大きく異なりますが、25Mbps出ていれば全くストレスを感じません。
一般的に動画視聴には1~10Mbpsあれば問題無いとされるレベルなので、目安として25Mbpsほどあれば十分です。
原因⑵:VPNサーバー自体の性能が低い
インターネット回線の通信速度は遅くないのに、VPN接続をしたとたん速度が遅くなる…
その場合に、1番に考えられる大きな原因は「VPNのサーバースペックが低いこと」です。
そもそもVPN接続の際には、VPN接続をおこなわない場合と比べると、通信に時間がかかってしまいます。
暗号化などの非常に複雑な処理が必要となるからです。
特に、VPNサーバーのスペックが低いほど、より通信速度が遅くなってしまいます。
ですので、VPNを利用するなら、処理の時間が速い高スペックなVPNサーバーを選ぶ方がよいです。
VPNサーバーのスペックは契約しているVPNプロバイダによって大きく異なります。
次に、「VPNサーバーのスペックが高いのに速度が遅くなるときの原因」についてお話しします。
原因⑶:同じVPN回線の利用者が多い
VPNサーバーが高スペックなのに、接続しても通信速度が遅くなるケースがあります。
その場合の原因として考えられるのが、
「多くの人が同じVPN回線を使用し、同じVPNサーバーを利用している」
というケースです。
VPN回線やVPNサーバーが混み合うことで、処理しなければいけないデータがかなり大きくなります。
データ処理に多くの時間がかかるので、結果的に…利用者のVPNの速度が遅くなってしまうということです。
このケースでの改善方法としてできることは次の2つの方法です。
- VPN接続する時間帯を変更する
- 接続するVPNサーバーを変更する
どうしてもインターネットは混み合う時間帯があるので、その時間を避けて利用するのが良いでしょう。
利用している内に速度が遅くなってきたと感じたら、しばらく時間を置いてからVPN接続してみてください。
また、VPNサービスでは接続するVPNサーバーを選択することができるので、現在利用しているVPNサーバーを避けて違うサーバーに接続してみてください。
VPN接続ではなるべく近い地点のVPNサーバーを利用するのがおすすめですが、場合によっては少し遠いサーバーを利用した方が速度が改善されることもあります。
現在利用しているVPNサービスで①と②を行っても遅い場合には、VPNサービス自体が速度が遅い可能性が考えられます。
その場合には、VPNサービスの変更も検討するべきでしょう。
当サイトで最もおすすめしているVPNサービスはMillenVPNです。

市場調査で、ユーザー満足度3冠を達成。
多数の利用者からの支持が証明されています。
(調査機関:日本マーケティングリサーチ機構)
受賞しているのは、
- 海外からの接続で利用したいVPN
- 動画視聴に最適だと思うVPN
- セキュリティに期待できるVPN
という、VPNを利用する際に重要な3冠です!
動画視聴をするのに十分快適な速度が出て、さらに月額396円〜とコスパも高いことが特徴です。
※2年プランを選択の場合
また、VPNサービスでは珍しく運営会社が日本なので、日本の法律を遵守したセキュリティ対策もされていて安心感も高いです。
30日間の返金保証もありますので、「VPN接続で速度が遅い」とお悩みの方は、ぜひ一度お試しになるのをおすすめしています。
MillenVPNのリアルな評判が気になる方は、下記の記事もぜひご覧ください。
実際の利用者の口コミやメリット・デメリットを詳しく解説していますので、検討中の方にとってきっと参考になるはずです。
下記の記事でMillenVPNを含む、当サイトが厳選したVPNサービス3社を徹底比較しています。
それぞれの特徴やメリット、利用シーンに合った選び方を詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
では次に、「VPNサーバーや回線自体には問題が無くても速度が遅いと感じる場合」についてお伝えします。
原因⑷:自分が閲覧しているページ・動画を、他にも多くの人が同時に見ている
原因⑴〜⑶に関しては「インターネット回線」「VPN回線」に原因で、VPN接続を使った通信が遅くなるケースでした。
上記の問題がなくとも、通信速度が遅くなるケースがあります。
それが、「自分が見ているページ・動画を、他にも多くの人が同時に見ている」場合です。
例えば…
- 同時視聴数が多いライブ動画を見る
- 人気商品の発売が始まってすぐ販売サイトに入る
のようなケースです。
これは閲覧するサイトのデータ場所の問題なので。利用者側に問題があるわけではありません。
大量のアクセスに対して、サイトのサーバーの通信回線に限界がきて処理しきれず、サイトに接続できないというイメージです。
この場合の改善方法としては…しばらく時間を置いてからページにアクセスするのが最も良いです。
ただ…接続できた時には「買いたい人気の商品が売り切れている」「ライブ配信が終わりかけている」みたいになるので、「通信速度が遅くても我慢して接続できるのを待つ」のも1つの手です。
原因⑸:閲覧するWebページ・動画のファイルサイズが大きい
VPN接続を利用したインターネット通信の速度が遅いわけではないけど、アクセスするページの表示に時間がかかるケースがあります。
その原因は、アクセスしているWebページのデータが大きすぎる場合です。
例えば、大きな画像データ・動画データ・アニメーションのあるサイトなどは、ページ自体のデータサイズが大きくなるので、利用者の回線自体が速くても、読み込みに時間がかかることがあります。
この場合の改善方法としては、「通信速度自体に問題がないのであれば、ページが表示されるまで待つ」しかありません。
しかし基本的には、きちんとした運営がされているサイトでは、ページのデータは軽量化されている傾向があります。
原因⑹:MTUの設定値を調整していない
MTUって…初めて聞く方も多いと思います。
「MTU(Maximum Transmission Unit)」とは、通信機器の送信データを決める値です。
MTUの値が大きいほど一度に送信できるデータ量が多いので、効率的にVPN接続を利用したインターネット通信ができることになります。
MTUの最適な値というのは、利用している回線やプロバイダ、VPNサーバーのスペックなどで違います。
ですから、あなたの利用している機器のMTUが最適な値になっていない可能性が考えられます。
では、MTUが最適な値になっていないとどうなるのでしょうか?
つまり、逆にMTUの値が適切でなければ、通信が非効率になるので思ったような速度にならない可能性があります。
ですから、この場合の改善策としてはMTUを最適な値に変えるということです。
しかし、MTUの最適な値がどれくらいなのかというのがわからなければ改善することも難しいでしょう。
あなたのVPN通信の最適なMTU値を知ることができるサイトがあります。
http://www.speedguide.net/analyzer.php
サイトにアクセスすると、下記のような画面が表示されます。

上の画像の赤枠部分(1454)がMTUの最適値です。
そこで、実際に最適なのかどうかを確認してみましょう。
確認方法は、コマンドプロンプトから「ping -f -l 1454 www.google.co.jp」と入力するだけです。

「損失=4(100%の損失)」となるので、1454は最適な値ではありません。
実際はIPヘッダ部とTCPヘッダ部があるので、1426が妥当。
ですから、先程と同じように「ping -f -l 1426 www.google.co.jp」と入力したところ、損失が0になりました。

ですから、私の通信環境ではMTUの最適な値は1426ということがわかります。
VPNの速度が遅いという場合にはMTUの調整を行うことで改善する場合もあるので、是非試してみてください。
まとめ
本記事では、「VPN通信の速度が遅くなる6つの原因とそれぞれの改善方法」をお伝えしました。
まとめると、VPN通信の速度が遅くなる主な原因は次の6つです。
- インターネット回線自体が遅い
- VPNサーバー自体の性能が低い
- 同じVPN回線の利用者が多い
- 自分が閲覧しているページを、他にも多くの人が同時に見ている
- 閲覧するWebページ・動画のファイルサイズが大きい
- MTUの設定値を調整していない
紹介した改善方法を試して頂き、VPN接続でも快適な通信速度でインターネットを楽しめるようになれば幸いです^^





