『じゃああんたが作ってみろよ!』第1話感想|700円の筑前煮が、4000円の気づきになるまで

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個人的に、秋ドラマで一番面白いドラマが来てしまったかもしれません。
「じゃああんたが作ってみろよ」第1話のレビューです。
「まだ観てないけど気になる」方も、「一度観たけど整理したい」方も歓迎!この記事では第1話のポイントをわかりやすくまとめました。

第1話 化石男よ、気付け!
「じゃああんたが作ってみろよ」は「TBS」にて、毎週火曜夜10時から放送中です

タイトル「じゃああんたが作ってみろよ」
放送局TBS
放送日時毎週火曜よる10時〜
メインキャスト竹内涼真、夏帆
ジャンル恋愛、コメディ、グルメ

あらすじ

都心で働くビジネスマンの海老原勝男(竹内涼真)は、「女の幸せは、家で料理を作って愛する人の帰りを待つこと」という古い価値観を持ついわゆる“亭主関白男”。彼の好きな料理は同棲中の彼女・山岸鮎美(夏帆)が作る筑前煮。しかし、毎日手の込んだ鮎美の手料理を食べては、「しいて言うなら、おかずが茶色すぎるかな」など“アドバイス”として感想を伝え、一方の鮎美もそれに納得し、2人にとっては他愛もない食卓を囲んでいた――。
そんなある日、勝男は入念な準備の上、鮎美に完璧なプロポーズを決行する。しかし「んー、無理」と、あっさりフラれてしまい…。
仕事も容姿も完璧、鮎美とも仲良くやっていたはずの自分がなぜフラれたのか。落ち込みながらも、新たな恋を求めて合コンへ出かける勝男だったが、話せば話すほど、自分を好意的に見ていたはずの女性陣が、自分から引いていくのを感じてしまう。
「世界よ、俺が鮎美と付き合っている間に変わってしまったのか!?」
思い悩む勝男は、会社の後輩からの提案で、いつも鮎美が作ってくれた筑前煮を自分で作ってみることに。すると、自分にもできると思い込んでいた“料理”があまりにも難しく手間のかかる作業だったことを知り…。
一方、別れた後の鮎美は、見慣れない仲間たちと何やら不穏な場所にいて――。

TVerより引用

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話題の理由と押さえておきたいポイントを簡潔にご紹介します。

主要登場人物のプロフィール

「じゃああんたが作ってみろよ」に出演しているキャストをご紹介します。

海老原勝男(竹内涼真)

営業マン。仕事はできるが、価値観は昭和のまま。「男は仕事、女は家事」が当然と思っている。
料理も家事も“簡単なこと”だと思い込み、彼女・鮎美に頼りきり。
だが、筑前煮を自分で作ってみたことで初めて「日常の裏にどれだけの手間と愛情があるか」を知る。
少しずつ、“支える側”の目線を学び始めている。

山岸鮎美(夏帆)

勝男の元恋人。仕事も家事も完璧にこなすタイプ。
別れを切り出した理由を明言しないのは、説明すら虚しく感じるほど距離が開いていたから。
別れた後は、自分らしさを取り戻すように自由に生き始めている。

南川あみな(杏花)

勝男の会社の同僚。勝男に“料理を作ってみたら”と提案した張本人。
勝男の見てないところでは彼のことを「海老カツ」と呼んでいる。

白崎ルイ(前原瑞樹)

料理好きな勝男の同僚。勝男が変わるきっかけになる。
「変わらない人だと思ってたけど、それも俺の決めつけだった」という台詞が、作品全体のテーマを代弁。

主題歌

「シェイプシフター」This is LAST

挿入歌

「that's all i can do」Chilli Beans

SNSの反応をチェック!

以下からは一部ネタバレが含まれますので、第1話視聴後にご覧ください。

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放送を見逃した方はこちら|「じゃああんたが作ってみろよ」はどこで見られる?

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※情報は2025年10月の情報です。

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今週の“共感シーン”3選

レシピでは700円の筑前煮、会計4000円の現実
 “安くて簡単”と言われる家庭料理ほど、実は手間もコストもかかる。
 スーパーのレジ前で思わず「高っ!」と声に出す勝男の表情は、家事を「女のやること」と思っていた人間が現実に気づく瞬間。

「ごめん」が漏れた夜
 プロポーズ当日に鮎美が作っていた筑前煮。
 あの日、自分の一言で“彼女の時間を無駄にした”ことに思い至り、静かに「鮎美、ごめん」と呟く。
 それをきっかけに部屋中の至る所に、鮎美がこの部屋で、勝男が心地よく家で過ごせるようにしてくれていた気配が滲んで、ただひたすら悲しい。
 この一言に、愛情よりも“理解の遅さ”への後悔がにじむ。もっと早くに気づいてやってくれ・・・。

「めんつゆって手抜きでしょ」
 料理を知らない人ほど口にする“地雷ワード”。
 視聴者の中にも「うちの人も同じこと言ってた〜」と刺さった人が多そう。
 でも、自分のこだわり通り顆粒だしを使わず、ちゃんと出汁をひく勝男はえらいと思った。
 (私は出汁をひいたことがないからこの時点で勝男以下です……)

終わりに

「じゃああんたが作ってみろよ」タイトルになってる一言は、拒絶じゃなくて相互理解への第一歩だと感じた、第一話でした。
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