固定IPが使えるVPNとは?専用サーバーとの違いや料金・選び方を解説

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MillenVPNでは2026年8月25日、MillenVPNアプリで利用できる「固定IPオプション」の提供を開始しました。

これまでMillenVPNアプリで利用できるのは、接続ごとにIPアドレスが変わる動的IPのみでした。固定IPオプションを追加すると、自分専用の固定IPアドレスをMillenVPNアプリから利用できます。

この記事では固定IPとは、専用サーバーとの違い、どんな人におすすめかを解説していきます。

MillenVPNの固定IPオプションとは?

これまでMillenVPNでは「固定されたIPを使いたい」「アプリ接続ではアクセスしづらいサイトを使いたい」といった場合は、Native系や専用サーバーを検討する必要がありました。固定IPオプションでは、MillenVPNアプリの操作性を保ったまま、自分専用の固定IPを使えます。

固定IPオプションの特徴

  • 1IP 396円/月(税込)~
  • ロケーションは東京・ロンドン・パリ・フランクフルト・カンザスシティの五都市。
  • Windows/Mac/Android/iOSアプリに対応
  • サブスクプランへの追加オプション
  • 動的IPとの切り替えも可能
  • アプリ版で簡単接続可能

\アプリの手軽さそのままで、自分専用IPを使える

固定IPアドレスとは

IPアドレスは、インターネット上で通信相手を識別するための「住所」のようなものです。あなたがこうしてインターネットで調べ物をしている時も、そのスマホあるいはパソコンにはIPアドレスが割り当てられています。
通常のVPNでは、接続するたびに異なるIPアドレスが割り当てられることがあります。
固定IPは、その名前のとおり毎回同じIPアドレスを利用できる仕組みです。

MillenVPNの接続方法の違い

MillenVPNアプリ

MillenVPNで最も手軽な接続方法です。専用アプリをインストールしてログインし、利用したいロケーションを選択するだけでVPNに接続できます。

MillenVPN Native、MillenVPN Native OpenConnect

専用アプリを使用せず、端末のVPN機能などを利用して接続する方式です。初期設定は必要ですが、MillenVPNアプリで利用しづらいサービスでも、接続方式を変更することで利用できる場合があります。

それぞれの違いを表でまとめました。

接続方法接続のしやすさIPアドレスサーバー向いている人
MillenVPNアプリ◎ アプリですぐ接続動的IP共有普段使い・動画視聴
MillenVPNアプリ+固定IPオプション◎ アプリですぐ接続自分専用の固定IP共有手軽に専用固定IPを使いたい
MillenVPN Native / Native OpenConnect△ 初期設定が必要他ユーザーと共有する固定IP共有アプリで接続しづらいサービスを利用したい
MillenVPN専用サーバー△ 初期設定が必要自分専用の固定IP専用法人・チーム・サーバー専有を重視する人

※MillenVPN Nativeも固定IPではですが、サーバーの増設や統廃合により、リージョン内のIPアドレスが変わる可能性があります。

MillenVPNの固定IPオプションはどんなときに便利?

これまでMillenVPNアプリは手軽に使える一方、接続先によってはVPN経由のアクセスが制限されるケースがあり、その場合はNativeでの接続をご案内することがありました。

一方、Native系はアプリ版で接続しづらいサービスに利用できる場合がありますが、初期設定が必要です。

固定IPオプションでは、MillenVPNアプリから自分専用のIPアドレスへ接続できるため、「アプリの簡単さ」と「固定IP」を両立できるようになりました。

接続元IPアドレスを登録している場合

IPホワイトリスト、管理画面、リモートアクセスなどで接続元IPを登録している場合など、毎回同じIPアドレスを使いたいケースでは固定IPが役立ちます。

例えば、楽天銀行では普段利用するIPアドレス以外からの接続をできないように設定するIP制限サービスが提供されています。

こういったサービスを利用している場合、通常のVPNではIPアドレスが固定されないため、そもそも利用ができない、もしくはIPアドレスが変わるたびに設定を変更するなどの対応が必要でした。

固定IPオプションを利用すれば、IPアドレスによるアクセス制限を導入しているシステムでも、同じ接続元IPを登録して運用しやすくなります。

共有IPによるアクセス制限の影響を受けにくい

固定IPを利用することで、共有IPが原因でアクセスしづらかったサービスを利用できる可能性があります。

一般的なインターネット回線やVPNでは、1つのIPアドレスを複数のユーザーで共有していることがあります。

そのため、同じIPアドレスを利用している別のユーザーが迷惑行為などを行い、そのIPアドレスがサービス側からアクセス制限を受けると、何もしていない自分まで巻き添えでアクセスできなくなることがあります。

MillenVPNの固定IPアドレスは、他のユーザーと共有せず、自分専用のIPアドレスとして利用できます。

そのため、他人の行為が原因でIPアドレスをBANされるリスクを抑えられるのがメリットです。

※サービスによっては、個別のIPアドレスではなく一定範囲のIPアドレスをまとめて制限する場合があります。そのため、固定IPアドレスであっても巻き添えを完全に防げるわけではありません。

どういう人には不要?

通常のWeb閲覧や動画視聴など、毎回同じIPアドレスを使う必要がない場合は、固定IPオプションを追加する必要はありません。

また、「MillenVPNアプリでは接続できないサービスを利用したい」という目的だけであれば、追加料金なしで利用できるMillenVPN Nativeを先に試す方法もあります。

固定IPオプションは、「自分専用の同じIPアドレスを継続して使いたい」という目的がある人向けの機能です。

専用サーバーとの違いは?

固定IPオプションと専用サーバーの大きな違いは、VPNサーバーを他のユーザーと共有するか、自分たちだけで専有するかです。

固定IPオプションでは、IPアドレスは自分専用ですが、接続先のVPNサーバーは他のユーザーと共有します。

一方、専用サーバーでは、契約者専用のVPNサーバーが構築されます。そのため、他のユーザーの利用状況による影響を受けにくく、複数人での業務利用などにも向いています。

MillenVPNで固定IPを契約したらいくらになる?

MillenVPNの固定IPオプションは、1アドレスあたり月額396円(税込)から利用できます。

ただし、固定IPオプションだけを単体で契約することはできません。利用するには、MillenVPNの1年または2年のサブスクプランへの加入が必要です。

以下の表は、MillenVPNサブスクプランを現在実施中のキャンペーンの価格を適応した表になります。(2年プラン初回62%オフ、1年プラン初回43%オフ)

キャンペーンの内容は変わる可能性があるため、現在実施中のキャンペーンは公式サイトにてご確認ください。

プランMillenVPN固定IPオプション合計の実質月額契約期間の総額
2年プラン396円/月396円/月792円/月19,008円
1年プラン594円/月396円/月990円/月11,880円

MillenVPNを新しく契約して固定IPも利用する場合、最安で実質月額792円(税込)から利用できます。

なお、月額396円は毎月396円ずつ支払う料金ではなく、長期契約料金を一括で支払った場合の「実質月額」です。

MillenVPNの2年プランは月額換算396円で、2年間の支払総額は9,504円(税込)。固定IPオプションも月額換算396円だった場合、2年間で9,504円となるため、合計では2年間で19,008円(税込)が目安になります。

固定IPオプションの契約期間はMillenVPN本体の契約期間に準じます。すでにMillenVPNを契約している場合は、残りの契約期間に合わせて固定IPオプションを追加できます。

また、固定IPオプションを追加しても、通常のMillenVPNで利用できるIPアドレスが使えなくなるわけではありません。用途に応じて、アプリ上で通常のVPN接続と自分専用の固定IPを切り替えて利用できます。

\固定IP付きで実質月額792円から/

知っておきたい注意点

  • オプション単体では契約できない
  • 利用する固定IPの文字列・番号は自分で指定できない
  • 契約期間は主契約に準じる
    • サブスクプラン1年のうち、1ヶ月だけ利用などは不可
  • 後から追加した固定IPは30日返金保証の対象外
  • 解約後は、その固定IPが将来的に他のユーザーへ再割り当てされる可能性がある
  • 2026年8月現在、対応リージョンは5地域

MillenVPNで固定IPを使用する方法

契約

初めてMillenVPNを契約する場合

  1. MillenVPNの申し込みページでサブスクプランを選択します。
  2. 必要事項を入力していきます。
    1. 「固定IPオプションの追加方法はこちら」をクリックし、使用したい固定IPの地域を選択。
    2. MillenVPNアプリにログインする時に使用するユーザ名を入力
    3. 「続ける」をクリック
  3. 申し込み内容に間違いがなければ「詳細情報の入力」をクリックします。
  4. フォームにそって情報を入力し「注文完了」をクリックします。

すでにMillenVPNを契約している場合

  1. 「サービス」から「マイサービス」を選択します。
  2. 契約中のサービス名をクリックします。
  3. 追加オプションをクリックします。
  4. 使用したい地域を選択し「使用する」に変更して、「続ける」をクリックします。
  5. 支払い内容と支払い方法を確認し、「続ける」をクリックします。

以上で申し込みは完了です。

設定

  1. MillenVPNアプリにログインし、サーバー一覧から「固定IP」のタブを開き、契約した固定IPの国をクリックします。

以上で接続は完了です。

VPNの固定IPについてよくある質問

VPNを使えばIPアドレスは必ず固定されますか?

いいえ、VPNを使ったからといって、IPアドレスが必ず固定されるわけではありません。

一般的なVPNサービスでは、接続するたびに異なるIPアドレスが割り当てられたり、複数のユーザーで同じIPアドレスを共有したりすることがあります。

MillenVPNでは毎回固定のIPアドレスを提供する「固定IPオプションサービス」を提供しています。

VPNの固定IPは個人でも利用できますか?

固定IPというと法人向けのイメージがありますが、個人向けに固定IPや専用IPを提供しているVPNサービスもあります。

たとえば、外出先から自宅や特定のサービスへ同じIPアドレスでアクセスしたい場合や、IPアドレスによるアクセス制限を利用したい場合などに便利です。

固定IPを使えばVPNだとバレませんか?

いいえ、固定IPを使っても、VPNを利用していると判定される可能性はあります。

固定IPは「毎回同じIPアドレスを使える」仕組みであり、VPNの利用を隠すための機能ではありません。

Webサービス側がIPアドレスの提供元や通信状況などからVPN接続を判定している場合、固定IPであってもVPNとして認識されることがあります。

そのため、「固定IPならVPN規制を必ず回避できる」とは考えない方がよいでしょう。

専用サーバーと何が違いますか?

固定IPオプションと専用サーバーの大きな違いは、VPNサーバーを他のユーザーと共有するか、契約者専用のサーバーを利用するかです。
固定IPオプションはIPアドレスのみ自分専用で、VPNサーバーは他のユーザーと共有します。一方、専用サーバーはVPNサーバー自体が専用のため、他のユーザーの利用状況による影響を受けにくいのが特徴です。

7日から契約できるワンタイムプランでは固定IPオプションは使える?

ワンタイムプランでは固定IPオプションを使用することはできません。
固定IPオプションはサブスクプランでのみご利用いただけます。

アプリで固定IPが表示されない。

最新のバージョンへアップデートしてください。
以下のバージョンから固定IPに対応しています。

iOS:v2.2.0以降
Mac:v2.2.0以降
Windows:v2.5.0以降
Android:v3.1.0.1以降

VPNの固定IPはIP制限やリモートワークに便利

MillenVPNでは、用途に応じて「共有固定IPのNative」「自分専用IPをアプリから使える固定IPオプション」「VPNサーバーまで専有できる専用サーバー」を選べます。

通常のWeb閲覧や動画視聴だけなら固定IPは必要ありません。一方、IP制限のあるシステムへのアクセスやリモートワークなど、毎回同じ接続元IPを使う必要がある場合には固定IPが便利です。

個人で費用を抑えて自分専用の固定IPを利用したい場合は、月額396円(税込)相当から追加できる固定IPオプションを検討するとよいでしょう。

アプリから自分専用の固定IPに簡単接続